精油のプロフィール

ユーカリ精油のプロフィール 【検定対策ミニテストつき】

2022年12月4日

アロマ子

ユーカリ精油の知識が知りたい…!

人気の資格の「アロマテラピー検定」では、

アロマテラピーについてはもちろん、

精油各種についての問題も多く出題されます。

ユーカリ精油は、

1級・2級の出題対象です。

今回はユーカリ精油について分かりやすくお伝えしますね。

Lilyy

独学で勉強している方や、

アロマテラピーに興味がある方の

お役に立てればうれしいです。

この記事の信頼性

この記事を書いている私は、美容・アロマ業界10年以上の元美容部員。

AEAJ認定アロマテラピーアドバイザーの資格を持っています。

アロマテラピー検定1級に独学で一発合格しています。

この記事の読み方

  • 「☑ポイント」は、アロマテラピー検定で出題されやすい内容です。

    しっかり読んでおきましょう。

  • 「ミニテスト」にチャレンジ!

    できなかったところはもう一度読み返してみましょう。

  • 「まとめ」で総復習。

    知識を定着させましょう。

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主な特徴

主にオーストラリアに広く生息します。

生育速度が速く、樹高が50mから中には100mを超えるものも。

コアラが好きな葉っぱとしても有名ですね

Lilyy

ユーカリの種類は非常に多いのですが、

精油が抽出できるのはほんの一部の品種。

アロマテラピー検定で学習するのは

植物名が「ユーカリ・グロブルス」という品種です。

なお、その他に精油が採れるユーカリの学名としては、

「ユーカリ・ラディアータ」「ユーカリ・シトリオドラ」などがあります。

植物・精油データ

ポイント

  • 植物名:ユーカリ・グロブルス

  • 別名:ユーカリプタス
  • 科名:フトモモ科

  • 精油抽出部位:葉

  • 精油抽出方法:水蒸気蒸留法

  • 学名:Eucalyptus globulus

科名・精油抽出部位・精油抽出方法は絶対に覚えましょう。

別名「ユーカリプタス」も要チェック!

Lilyy

香り

清涼感のあるスーッとした

爽やかなシャープ感のある香りが特徴です。

科名から分かる香りの特徴

ポイント

“フトモモ科”の植物なので、爽やかでスッキリとした樹木の香りが感じられます。

アロマテラピー検定で出題される

「フトモモ科」の植物は

ティートリーユーカリです

Lilyy

成分データ(一例)

 1,8-シネオール / α-ピネン / リモネン 

成分から分かる香りの特徴

ポイント

ユーカリには「1,8-シネオール」という成分が、

約60~75%と多く含まれています。

この「1,8-シネオール」は別名「ユーカリプトール」とも呼ばれ、

ユーカリならではの清涼感のある香りを特徴づけています。

アロマテラピー検定では

成分までは出題されないようですが

香りの表現が出題文で

出てくることがあります

香りの特徴は覚えておきましょう

Lilyy

出題範囲など、より詳しく知りたい方は

学習方法についての記事もどうぞ。

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期待できる効能

・心

スーッと鼻抜ける清涼感のある香りなので、

リフレッシュしたいときにおすすめです。

シャープで爽やかな香りなので、

頭をスッキリとさせたいときにも役立ちます。

・健康

ユーカリ精油の蒸気吸入により、鼻づまりが有意に軽減した、

という研究報告があります。

風邪をひいてしまったときや花粉症の季節に

体調をサポートしてくれそうです。

抗ウイルス、抗菌・抗真菌作用などにも期待ができます。

いくつかのウイルスを培養した細胞にユーカリ精油を添加したところ、

細菌やウイルスの活性化を抑制する作用がみられた

という研究報告があります。

また、ユーカリが含む成分「1,8-シネオール」には

筋肉痛や神経痛の緩和にも期待ができます。

精油の使い方

可能な使用方法

ポイント

芳香浴法 / 吸入法 / 湿布法

抗ウイルス、抗菌作用に期待ができるので、

ディフューザーやアロマスプレーを使った芳香浴を。

爽やかな香りでリフレッシュできるのはもちろん、

空気の清浄にも役立ちます。

鼻づまりがつらいときは

マグカップにお湯を張って精油を垂らす吸入法を。

スーッとした清涼感のある香りで

呼吸器系のトラブル緩和にも期待ができます

筋肉痛や神経痛の緩和には湿布法を。

冷湿布であれば炎症や腫れを抑えるのに効果的といわれています。

ポイント

ユーカリ精油は、皮膚に炎症やかゆみといった

“皮膚刺激”に気をつけたい精油のひとつです。

使い方には注意が必要です。

アロマテラピー検定公式問題集でも

“皮膚刺激”のある精油として出題されています

Lilyy

特に敏感肌の人は刺激を感じる場合があるので、

肌への使用には注意が必要です。

それではミニテスト

チャレンジしてみましょう!

Lilyy

ミニテスト

Q1. オーストラリアの先住民族“アボリジニ”の人々がお茶として飲んでいた。

A.×

それは「ティートリー(=お茶の木)」のことです。

ユーカリもオーストラリアを原産とした種類が多くあります。

Q2. ユーカリの科名は「フトモモ科」である。

A.

「フトモモ科」の植物は他にティートリーがあります。

Q3. ユーカリの別名は「ユーカリプタス」である。

A.

ちなみに植物名はユーカリ・グロブルスです。

Q4. ユーカリの精油は「圧搾法」により、「葉」から抽出される。

A.×

精油は「葉」から抽出されますが、抽出方法は「水蒸気蒸留法」です。

Q5. ユーカリ精油はアロマトリートメントに活用することで、筋肉痛の緩和などに期待ができる。

A.×

ユーカリ精油には「皮膚刺激」があるとされているので、アロマトリートメントへの活用はおすすめできません。

全問正解できましたか?

Lilyy

まとめ

ポイント1

  • 植物名:ユーカリ・グロブルス
  • 別名:ユーカリプタス
  • 科名:フトモモ科
  • 精油抽出部位:
  • 精油抽出方法:水蒸気蒸留法

ポイント2

“フトモモ科”の植物なので、爽やかでスッキリとした樹木の香りが感じられます。

ポイント3

ユーカリには「1,8-シネオール」という成分が、

約60~75%と多く含まれています。

この「1,8-シネオール」は別名「ユーカリプトール」とも呼ばれ、

ユーカリならではの清涼感のある香りを特徴づけています。

ポイント4

可能な使用方法

芳香浴法 吸入法 湿布法

ポイント5

ユーカリ精油は、

“皮膚刺激”があるので注意が必要です。

今回は、ユーカリ精油の基本知識について

AEAJ「アロマテラピー検定 公式テキスト1級・2級(2022年6月版)」

の内容を中心に引用し、まとめました。

公式テキストと合わせて問題集を繰り返し学習し、

知識を身につけましょう。

実際に、

ユーカリ精油の香りを試すのも大切です。

2級対策用の精油セットで、

なんの精油か嗅ぎ分ける

香りテスト対策もできますよ。

いろいろな精油の知識を

楽しく学んで

アロマテラピーにいかしていきましょう。

enjoy your aroma life!

Lilyy