精油のプロフィール

フランキンセンス精油のプロフィール 【検定対策ミニテストつき】

2022年10月3日

アロマ子

フランキンセンス精油の知識が知りたい…!

人気の資格の「アロマテラピー検定」では、

アロマテラピーについてはもちろん、

精油各種についての問題も多く出題されます。

フランキンセンス精油は、

1級・2級の出題対象です。

今回はフランキンセンス精油について分かりやすくお伝えしますね。

Lilyy

独学で勉強している方や、

アロマテラピーに興味がある方の

お役に立てればうれしいです。

この記事の信頼性

この記事を書いている私は、美容・アロマ業界10年以上の元美容部員。

AEAJ認定アロマテラピーアドバイザーの資格を持っています。

アロマテラピー検定1級に独学で一発合格しています。

この記事の読み方

  • 「☑ポイント」は、アロマテラピー検定で出題されやすい内容です。

    しっかり読んでおきましょう。

  • 「ミニテスト」にチャレンジ!

    できなかったところはもう一度読み返してみましょう。

  • 「まとめ」で総復習。

    知識を定着させましょう。

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主な特徴

エチオピアやソマリアなど、

暑く乾燥したエリアで育ちます。

古代エジプトヘブライといった文明や、

ヨーロッパでは「聖書」にも登場することから、

古くから宗教儀式に使われてきました。

 

植物の歴史

ポイント

「新約聖書」の中で、イエス・キリストが誕生する際

「ミルラ」「黄金」とともに捧げられた

ギフトのひとつです。

古くから神聖なものとして扱われ、

黄金と同等の価値がある貴重な香料とされてきたことが

わかりますね。

植物・精油データ

ポイント

  • 植物名:ニュウコウジュ

  • 別名:ニュウコウノキ

  • 科名:カンラン科

  • 精油抽出部位:樹脂

  • 精油抽出方法:水蒸気蒸留法

  • 学名:Boswellia sacra(Boswellia carteri)

科名・精油抽出部位・精油抽出方法は絶対に覚えましょう。

植物の特徴

ポイント

樹の表面を傷つけると、乳白色の樹脂が出てきます。

薫香として焚くと豊かな香りが広がることから

精油の別名として、「乳香」「オリバナム」ともよばれています。

ちょっとややこしいですが、

植物の別名は「ニュウコウノキ」

精油の別名は「乳香」「オリバナム」です

Lilyy

香り

スパイシーで少しミルキー感のある

ウッディ調の香りが特徴です。

樹脂自体の香りはあまり強くありませんが、

焚くと独特の強い香りがします。

科名から分かる香りの特徴

ポイント

“カンラン科”の植物なので、独特で落ち着きのある香りが感じられます。

神聖なイメージで

心が落ち着く香り

Lilyy

成分データ(一例)

α-ピネン / リモネン / p-シメン

期待できる効能

・心

イライラや心の乱れを鎮めてくれる

鎮静作用に期待ができます。

心を静かに集中させたいときや、

落ち着きを取り戻したいときに。

・健康

古くから呼吸器系のトラブル緩和

用いられてきました。

咳や気管支などの抗炎症作用

期待できるとされています。

また、「黄色ブドウ菌球」への抗菌作用

「カンジダ菌」に対する抗真菌作用が示唆された、

という研究結果も。

・美容

皮膚を引き締める収れん作用による

エイジングケアなどに期待ができます。

乾燥、肌荒れなどの皮膚トラブルにも

役立ちます。

 

精油の使い方

可能な使用方法

ポイント

芳香浴法沐浴法吸入法湿布法トリートメント法手作りコスメ

古くから神聖なものとして扱われており、

スピリットの世界へつながる香りとも

考えられています。

瞑想したいときや、ヨガをするとき

ディフューザーで香らせれば

自分の心にじっくりと向き合う時間に。

咳や気管支の炎症緩和にも期待ができるので、

マグカップや洗面器などにお湯を張り、

精油を垂らして蒸気から香らせる

吸入法もおすすめです。

エイジングケア皮膚トラブル対策には、

ホホバオイルなどで希釈した

アロマトリートメントを行うとよいでしょう。

それではミニテスト

チャレンジしてみましょう!

Lilyy

ミニテスト

Q1. 「新約聖書」の中で、イエス・キリストが誕生する際に捧げられた。

A.

合わせて「ミルラ」「黄金」も贈り物として捧げられ、

古くから神聖な儀式に用いられています。

Q2. フランキンセンスの別名は「オバナリム」である。

A.×

「オリバナム」「乳香」ともよばれています。

Q3. フランキンセンスの科名は「ランカン科」である。

A.×

「カンラン科」です。

樹脂を含む樹木に多くみられます。

Q4. フランキンセンスの精油は、「圧搾法」により「樹脂」から抽出される。

A.×

精油は「樹脂」から得られますが、

抽出方法は「水蒸気蒸留法」です。

Q5. 抗炎症作用にも期待ができるので、「吸入法」を行うことができる。

A.

立ち上がる蒸気からフランセンス香りを吸い込むことで、

呼吸器系の炎症緩和に期待ができます。

全問正解できましたか?

Lilyy

まとめ

ポイント1

「新約聖書」の中で、イエス・キリストが誕生する際

「ミルラ」「黄金」とともに捧げられた

ギフトのひとつです。

ポイント2

  • 植物名:ニュウコウジュ
  • 別名:ニュウコウノキ
  • 科名:カンラン科
  • 精油抽出部位:樹脂
  • 精油抽出方法:水蒸気蒸留法

ポイント3

精油の別名として、「乳香」「オリバナム」ともよばれています。

ポイント4

“カンラン科”の植物なので、独特で落ち着きのある香りが感じられます。

ポイント5

可能な使用方法

芳香浴法沐浴法吸入法湿布法トリートメント法手作りコスメ

今回は、フランキンセンス精油の基本知識について

AEAJ「アロマテラピー検定 公式テキスト1級・2級(2022年6月版)」

の内容を中心に引用し、まとめました。

公式テキストと合わせて問題集を繰り返し学習し、

知識を身につけましょう。

実際に、フランキンセンス精油の香りを

試すのも大切です。

2級対策用の精油セットで、

なんの精油か嗅ぎ分ける

香りテスト対策もできますよ。

いろいろな精油の知識を

楽しく学んで

アロマテラピーにいかしていきましょう。

enjoy your aroma life!

Lilyy