

ラベンダー精油の知識が知りたい…!
人気の資格の「アロマテラピー検定」では、
アロマテラピーについてはもちろん、
精油各種についての問題も多く出題されます。
ラベンダー精油は、
1級・2級の出題対象です。
ラベンダー精油について分かりやすくお伝えしますね。

独学で勉強している方や、
アロマテラピーに興味がある方の
お役に立てればうれしいです。
この記事の信頼性
この記事を書いている私は、美容・アロマ業界10年以上の元美容部員。
AEAJ認定アロマテラピーアドバイザーの資格を持っています。
アロマテラピー検定1級に独学で一発合格しています。
この記事の読み方
-
「☑ポイント」は、アロマテラピー検定で出題されやすい内容です。
しっかり読んでおきましょう。
-
「ミニテスト」にチャレンジ!
できなかったところはもう一度読み返してみましょう。
-
「まとめ」で総復習。
知識を定着させましょう。
合わせて読みたい
-
-
アロマテラピー検定は独学で合格可能!学習方法や香りテスト対策など解説
近年、コロナ禍ということもあり、人気な資格のひとつでもある「アロマテラピー検定」。 でも「独学で合格できるの?どうやって勉強すればいいの??」 そんな疑問をいだいている人もいるかもしれません。 私の結 ...
続きを見る
主な特徴

ラベンダーは昔から
“精神をおだやかにしてくれる”として、
ヨーロッパを中心に広く愛用されてきました。
もともとは地中海地方が原産ですが、
現在はさまざまな国や地域で栽培されています。
日本では明治時代から
栽培されはじめました。

学名の由来
ポイント
学名の「Lavandula」は
ラテン語の「lavo(洗う)」や「lividus(青みがかった鉛色)」に由来するといわれています。
品種改良がされ、現在は、
「ラバンディン」「フレンチラベンダー」「スパイク・ラベンダー」など、
さまざまな種類があります。
アロマテラピー検定で学習するのは
植物名が「真正ラベンダー」という品種です。
別名で「トゥルーラベンダー」
一般的に“ラベンダー”とはこの品種をさします。

植物・精油データ
ポイント
-
植物名:真正ラベンダー
-
別名:トゥルーラベンダー
-
科名:シソ科
-
精油抽出部位:花
-
精油抽出方法:水蒸気蒸留法
- 学名:Lavandula angustifolia(Lavandula officinalis)
科名・精油抽出部位・精油抽出方法
は絶対に覚えましょう。
香り

甘味のあるフローラル感と
さわやかなハーブ感のある香りが特徴です。
科名から分かる香りの特徴
ポイント
“シソ科”の植物なので、すっきりとしたハーブ調の香りが感じられます。
親しみやすく、
ほどよい甘味と涼しさの
バランス感が魅力

成分データ(一例)
リナロール / 酢酸リナリル / 酢酸ラバンジュリル / ラバンジュロール
「酢酸リナリル」がリラックスを促し、
「リナロール」が不安を和らげる
“鎮静作用”があるといわれています。
期待できる効能

・心
アロマトリートメントに取り入れると、
リラックス効果を誘い、ストレス緩和に役立つ、
という報告があります。
また、不安や抗うつ症状の軽減にも期待ができます。
・健康
睡眠中の芳香浴を行うことで、
質の良い睡眠とすっきりした目覚めが得られらた、
という研究報告があります。
・美容
古くからスキンケアに取り入れられています。
日焼けや肌荒れなど、皮膚炎症の緩和に期待ができます。
肌の細胞の活性化から、エイジングケアにも役立ちます。
ラベンダーの芳香蒸留水は
化粧水としても使えますよ

精油の使い方

可能な使用方法
ポイント
芳香浴法 / 沐浴法 / 吸入法 / 湿布法 / トリートメント法 / 手作りコスメ
リラックスしたいときは、気軽に
ディフューザーやアロマスプレーで芳香浴を。
ホホバオイルなどに希釈して
アロマトリートメントをすればしっとり肌に。
ラベンダー精油は色々な使い方ができるので、
まさに“万能精油”。
数多くある精油の中でも
馴染み深い理由のひとつかもしれませんね。
それではミニテストに
チャレンジしてみましょう!

ミニテスト

Q1. ラベンダーの学名は「海のしずく」に由来すると言われている。
A.×
学名が「海のしずく」に由来するのは、ローズマリーです。
ラベンダーの学名は「洗う」や「青みがかった鉛色」に由来するといわれています。
Q2. ラベンダーの科名はシソ科である。
A.〇
シソ科特有のハーブ感のある香りが特徴です。
Q3. ラベンダー精油は「花」から得られる。
A.〇
ラベンダー精油の抽出部位は「花」です。
Q4. ラベンダー精油は「圧搾法」により抽出される。
A.×
ラベンダー精油は「水蒸気蒸留法」により抽出されます。
Q5. ラベンダー精油は皮膚刺激に注意が必要だ。
A.×
ラベンダー精油はアロマトリートメントにも活用できるので、皮膚刺激のリスクは低いです。
全問正解できましたか?

まとめ

ポイント1
学名の「Lavandula」は
ラテン語の「lavo(洗う)」や「lividus(青みがかった鉛色)」に由来するといわれています。
ポイント2
- 植物名:真正ラベンダー
- 別名:トゥルーラベンダー
- 科名:シソ科
- 精油抽出部位:花
- 精油抽出方法:水蒸気蒸留法
ポイント3
“シソ科”の植物なので、すっきりとしたハーブ調の香りが感じられます。
ポイント4
可能な使用方法
芳香浴法 / 沐浴法 / 吸入法 / 湿布法 / トリートメント法 / 手作りコスメ
出題されやすいところです。
しっかりおさえましょう!

今回は、ラベンダー精油の基本知識について
AEAJ「アロマテラピー検定 公式テキスト1級・2級(2022年6月版)」
の内容を中心に引用し、まとめました。
公式テキストと合わせて問題集を繰り返し学習し、
知識を身につけましょう。
実際に、
ラベンダー精油の香りを試すのも大切です。
2級対策用の精油セットで、
なんの精油か嗅ぎ分ける
香りテスト対策もできますよ。
いろいろな精油の知識を
楽しく学んで
アロマテラピーにいかしていきましょう。
enjoy your aroma life!

-
-
アロマテラピー検定は独学で合格可能!学習方法や香りテスト対策など解説
近年、コロナ禍ということもあり、人気な資格のひとつでもある「アロマテラピー検定」。 でも「独学で合格できるの?どうやって勉強すればいいの??」 そんな疑問をいだいている人もいるかもしれません。 私の結 ...
続きを見る
