精油のプロフィール

ティートリー精油のプロフィール 【検定対策ミニテストつき】

2022年10月19日

アロマ子

ティートリー精油の知識が知りたい…!

人気の資格の「アロマテラピー検定」では、

アロマテラピーについてはもちろん、

精油各種についての問題も多く出題されます。

ティートリー精油は、

1級・2級の出題対象です。

今回はティートリー精油について分かりやすくお伝えしますね。

Lilyy

独学で勉強している方や、

アロマテラピーに興味がある方の

お役に立てればうれしいです。

この記事の信頼性

この記事を書いている私は、美容・アロマ業界10年以上の元美容部員。

AEAJ認定アロマテラピーアドバイザーの資格を持っています。

アロマテラピー検定1級に独学で一発合格しています。

この記事の読み方

  • 「☑ポイント」は、アロマテラピー検定で出題されやすい内容です。

    しっかり読んでおきましょう。

  • 「ミニテスト」にチャレンジ!

    できなかったところはもう一度読み返してみましょう。

  • 「まとめ」で総復習。

    知識を定着させましょう。

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主な特徴

オーストラリア

が原産とされています。

名前の由来

ポイント

ティートリーは、オーストラリアの先住民族である

“アボリジニ”の間で、お茶として親しまれていました。

そのため、ティートリー(=お茶の木)

と呼ばれるようになったそうです。

“アボリジニ”の人々は、けがや皮膚疾患の治療の

薬としても利用していました。

ティートリーの名前の由来は

出題ポイントです!

覚えておきましょう

Lilyy

植物・精油データ

ポイント

  • 植物名:ティートリー

  • 科名:フトモモ科

  • 精油抽出部位:葉

  • 精油抽出方法:水蒸気蒸留法

  • 学名:Melaleuca alternifolia

科名・精油抽出部位・精油抽出方法は絶対に覚えましょう。

香り

清涼感のあるスーッとした

爽やかなシャープ感のある香りが特徴です。

科名から分かる香りの特徴

ポイント

“フトモモ科”の植物なので、爽やかでスッキリとした樹木の香りが感じられます。

アロマテラピー検定で出題される

「フトモモ科」の植物は

ティートリーユーカリです

Lilyy

成分データ(一例)

テルピネン-4-オール / γ(ガンマ)-テルピネン / テルピネオール /  1,8-シネオール

成分から分かる香りの特徴

ポイント

「テルピネン-4-オール」という成分が、

ナツメグやライムのようなスーッとした

香りを特徴づけています。

「テルピネオール」という成分が、

ライラックの花やライムを連想させるような

香りを特徴づけています。

アロマテラピー検定では

成分までは出題されないようですが

香りの表現が出題文で

出てくることがあります

香りの特徴は覚えておきましょう

Lilyy

出題範囲など、より詳しく知りたい方は

学習方法についての記事もどうぞ。

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期待できる効能

・心

沈んだ気持ちを元気にしてくれる

シャープな爽やかさのある香りです。

リフレッシュしたいとき

頭をスッキリさせたいとき

にも役立ちます。

・健康

抗ウイルス、抗菌・抗真菌作用

などに期待ができます。

浴室の黒カビや水虫対策などに

高い抗菌作用が認められた

という研究結果もあります。

スーッとした清涼感からも

喉や鼻などの呼吸器系の

不調緩和をサポートしてくれそうです。

・美容

ティートリー精油を希釈したジェルを

塗布したところ、

ニキビが減少した、という研究結果も。

その他には皮膚炎症を抑えたり

皮膚トラブルに活用が期待できます。

アボリジニの人々も

薬として上手に

取り入れていましたね

Lilyy

精油の使い方

可能な使用方法

ポイント

芳香浴法 吸入法

集中して勉強するときや、

作業を行うときなどに芳香浴を。

リフレッシュ効果だけでなく、

抗菌作用による空気の清浄にも役立ちます。

また、高い抗菌作用に期待できることから

アロマスプレーを活用して

キッチンやお風呂などの

お掃除にも使えます。

清涼感のある香りで

呼吸器系のトラブル緩和にも期待ができます。

鼻づまりが気になるときは

吸入法もおすすめです。

マグカップなどにお湯を張り

精油を垂らして蒸気から

香りを吸入します

花粉症対策にもおすすめ

Lilyy

フットケアとしては、

てづくりのアロマスプレーや

アロマサシェでシューズケアを。

抗菌効果と合わせて

爽やかな香りで消臭効果にも

期待ができます。

ポイント

ティートリー精油は、皮膚に炎症やかゆみといった

“皮膚刺激”に気をつけたい精油のひとつです。

使い方には注意が必要です。

メーカーによっては皮膚刺激が弱い

としているところもありますが、

アロマテラピー検定主催者のAEAJでは

「皮膚刺激」がある精油として

取り扱っているのが現状です。

アロマテラピー検定公式問題集でも

“皮膚刺激”のある精油として出題されています

Lilyy

効能として皮膚トラブルに期待できる一方、

特に敏感肌の人は刺激を感じる場合があるので、

肌への使用には注意が必要です。

それではミニテスト

チャレンジしてみましょう!

Lilyy

ミニテスト

Q1. オーストラリアの先住民族“アボリジニ”の人々がお茶として飲んでいた。

A.

そこから「ティートリー(=お茶の木)」と呼ばれるようなったそうです。

Q2. ティートリーの科名は「シソ科」である。

A.×

ティートリーの科名は「フトモモ科」です。

「フトモモ科」の植物は他にユーカリがあります。

Q3. 「テルピネオール」という成分が、ライラックの花やライムを連想させるような香りを特徴づけている。

A.

他には、「テルピネン-4-オール」という成分が、ナツメグやライムのようなスーッとした香りを特徴づけています。

Q4. ティートリーの精油は「圧搾法」により、「葉」から抽出される。

A.×

精油は「葉」から抽出されますが、抽出方法は「水蒸気蒸留法」です。

Q5. ティートリーの精油には「光毒性」があるので注意が必要だ。

A.×

ティートリー精油で気をつけたいのは「光毒性」ではなく「皮膚刺激」です。

原液を直接肌につける行為は禁物です。

全問正解できましたか?

Lilyy

まとめ

ポイント1

オーストラリアの先住民族である“アボリジニ”の間で、

お茶として親しまれていたことから、

ティートリー(=お茶の木)と呼ばれるようになりました。

ポイント2

  • 植物名:ティートリー
  • 科名:フトモモ科
  • 精油抽出部位:
  • 精油抽出方法:水蒸気蒸留法

ポイント3

“フトモモ科”の植物なので、爽やかでスッキリとした樹木の香りが感じられます。

ポイント4

可能な使用方法

芳香浴法 吸入法

ポイント5

ティートリー精油は、

“皮膚刺激”があるので注意が必要です。

今回は、ティートリー精油の基本知識について

AEAJ「アロマテラピー検定 公式テキスト1級・2級(2022年6月版)」

の内容を中心に引用し、まとめました。

公式テキストと合わせて問題集を繰り返し学習し、

知識を身につけましょう。

実際に、

ティートリー精油の香りを試すのも大切です。

2級対策用の精油セットで、

なんの精油か嗅ぎ分ける

香りテスト対策もできますよ。

いろいろな精油の知識を

楽しく学んで

アロマテラピーにいかしていきましょう。

enjoy your aroma life!

Lilyy